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福田会長、海外旅行復活へ需要拡大に取り組む トラベル懇話会は1月7日、都内で賀詞交歓会と新春講演会を開催し、挨拶に立った福田叙久会長(アサヒトラベルインターナショナル会長)は、「アウトバウンドは昨年で底を打ち、今年から上向く」と見通しを述べ、「今年を海外旅行の復活の年と位置づけ、観光関係諸団体と協力し、需要拡大に取り組むことを目標とする」と力強く語った。 トラベル懇話会は1月7日、都内で賀詞交歓会と新春講演会を開催し、挨拶に立った福田叙久会長(アサヒトラベルインターナショナル会長)は、「アウトバウンドは昨年で底を打ち、今年から上向く」と見通しを述べ、「今年を海外旅行の復活の年と位置づけ、観光関係諸団体と協力し、需要拡大に取り組むことを目標とする」と力強く語った。 ※写真=トラベル懇話会新春講演会で挨拶する福田会長 田川JATA会長「海外旅行復活に挑戦する」 地方インバウンド増加が地方アウト拡大へ 来賓として挨拶したJATAの田川博己会長は、「海外旅行の復活をキャッチフレーズとして、それに挑戦したい」と述べ、来週のパリへの観光ミッション、昨年の中国、韓国、インドネシアへのミッション派遣の実績などを通じて、トラベル懇話会とともに、JATA会長として、海外旅行需要の拡大に向けて「市場を動かしていく」方針を示した。 ※写真=田川博己JATA会長 蝦名観光庁次長「観光の意義は相互理解増進」 新観光ビジョン「アウトバウンド需要な要素」 また、観光庁の蝦名邦晴次長は、安倍首相が議長を務める「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」で設定される新たな観光立国推進の目標には「インバウンド、アウトバウンドともに重要な要素で、国内旅行を含む三位一体で観光を盛り上げ、次のステップの観光大国をつくっていく」との見解を述べた。 ※写真=蝦名邦晴観光庁次長 寺島氏講演「経営の成功は時代認識にある」 カジノ含むハイエンドの統合型観光の推進を トラベル懇話会の今年の新春講演会は、日本総研理事長の寺島実郎氏が、「世界の構造転換と日本−2016年の視座」と題して講演した。寺島氏は「経営とは時代認識。激流で平衡感覚を保つのは難しが、立っている所を確認することが経営者の仕事」と強調した。その上で、観光産業について、「サービス産業の高度化とその先導要素しての『統合型リゾート(IR)』を柱とする観光立国の実体化を目指す方向性を示した。 ※写真=トラベル懇話会新春講演会で講演する寺島実郎氏
by wing-travel
| 2016-01-08 13:15
| ツーリズム
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